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Biography

Smokebeesは、Miki HiroseとTaku Sudoによる二人組のバンドです。

 

ここでは、Swimming Soulsの完成までを振り返り、Smokebeesというバンドのバイオグラフィに代えたいと思います。

みきちゃんと出会ったのは、2014年にwith me!というバンドのサポートで恵比寿baticaに出たときでした。ぼくと知り合う前にdesksnailを知っていたという数少ない人物で、その後、Sparklehorseを筆頭にMice Parade, Sakana, John Baker等、会うたびに音楽の趣味がかぶっていることがわかっていきました。いつもコラボしたいですね、と声をかけあっていたけど、なかなか実現せず。


2016年1月のある日、渋谷のカフェで初めてのミーティングをしました。酔った勢いで連絡を入れて、一緒にバンドをやろうと申し入れたのでした。
SparklehorseやMice Paradeみたいに、哀愁を感じるバンドを作りたい。ノイズや環境音をふんだんに使ったポップソングを作りたい。ルーツが共通していることを改めて認識して、ミーティングはとても有意義でした。
8月までに、5曲入りのEPを発表しよう、月に一曲作れば間に合うね、できる限りふたりの手でやろう。バンドの進め方も、音楽への姿勢も一致していたと思います。そして、このミーティングにて敬愛するSparklehorseの歌詞からバンド名を名付けました。

最初に作った曲はAncient Liesという曲でした。できたのは 2月の頭。完成したデモを聴いて確かな手応えを感じました。これは今までにないバンドになると、自分の歌とみきちゃんのギターを聴いて思いました。みきちゃんも同じ気持ちだったんじゃないかなと思います。
Swimming Soulsを作っている間はずっと、新しい曲ができる度に、1人では届かないところに届いたという感触がありました。ひとりの力じゃできなかった音楽が、2人の手で作り出されていくことに鳥肌が立ち、今まで見えなかった景色が見える気がして、音楽について改めて前向きに考えるようになりました。

Smokebeesを始めた頃のぼくは、目の前の環境、将来への不安に飲まれていたのと、繊細すぎるdesksnailの音楽性に合う曲がかけなかったのとで、音楽をやめることばかり考えていました。音楽ができなくなっていくことを自然な変化だと考えていました。でも、Smokebeesの曲が増えていく中で、このバンドでなら音楽が続けられるし、ぼくはそうするべきだと感じました。このバンドはその辺の生まれては消えるバンドではないと直感したし、音楽ができることの喜びをこれまで以上に強く感じました。Smokebeesを始めてもう一度音楽ができて、救われたとさえ感じました。この辺の心境は、Smokebeesという歌にしてEPにも収録しています。

7月終わりまではそんな風に曲を作り、アレンジ、ミックスをしていました。6月にパソコンが壊れたので、ミックスはみきちゃんに任せることになってしまい、申し訳なかったな。

7月末。東京へ帰ってきました。懐かしいような新鮮なような。Swimming Soulsをリリースするためには、到着の時点から2日ほどで入稿を済ませなければならなかったのと、茅ヶ崎でライブをさせてもらえることが決まったこともあり、時間の許す限りスタジオにこもってミックスやアレンジを続けました。共通の理想が手に取るようにわかる体験が楽しくて、気づくと10時間スタジオにこもっていた日もありました。
そんな風に時間がすぎて、ライブや発売日がめまぐるしく過ぎて行きました。お盆が明けた頃に打ち上げとして入ったスタジオを朝の4時半に出たときにふと気がつくと、もう夏が終わっていました。夏の間は文字通り四六時中Smokebeesのことを考え、Smokebeesのために時間を使いました。何時間でもパソコンに向かったりギターを弾いたりすることができました。これは、僕にとってとても幸福なことでした。

Swimming Soulsはこれまでの音楽人生の中でも感じたことのない自信を持って世に出すことができたと思います。もちろん完璧な形ではないけど、これは特別な作品で、ぼくらの理想や進む道を示す作品になったと思っています。たぶん、10年たっても20年たっても、Swimming Soulsは聴き続けられるだろうと思います。これがぼくたちの音楽の出発点だという気持ちを、Swimming Soulsははっきりと示してくれています。

この場を借りて以下の人たちにお礼を。
イベンターのれおさん、マスタリングを快く引き受けてくれた柳川さん、写真を提供してくれたゆうへい、相方のみきちゃん、Smokebeesを聞いてくださっている皆さん。
そして敬愛してやまないSparklehorseのMark Linkous。あなたがいなければ僕らの音楽はありえなかった。

今後とも、Smokebeesをよろしくお願いします。

2016年8月22日 成田空港にて

Taku Sudo


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